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F1 ニュース

投稿日: 2019.10.13 16:27
更新日: 2019.10.13 17:24

F1日本GP鈴鹿決勝:ボッタス、コンストラクターズ6連覇を決める今季3勝目。フェルスタッペンは悔しい1周目の接触

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F1 | F1日本GP鈴鹿決勝:ボッタス、コンストラクターズ6連覇を決める今季3勝目。フェルスタッペンは悔しい1周目の接触

 10月13日午後2時10分、日本GP決勝が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが優勝を飾った。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはリタイア、アレクサンダー・アルボンは4位入賞を果たしている。

 朝から引き続き好天に恵まれ、気温は22度、路面温度は36度。予選からわずか3時間後のスタートだが、Q1でクラッシュした2台は決勝出走が認められたもののロバート・クビサ(ウイリアムズ)はモノコック交換によりピットレーンスタートとなり、ケビン・マグヌッセン(ハース)は最後尾グリッドスタートとなった。スタートタイヤはソフトが中心で、アルファロメオ勢以外ではグリッド後方のダニエル・リカルド(ルノー)、マグヌッセン、ウイリアムズ勢だけがミディアムタイヤをチョイスした。

 スタートの瞬間にポールのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が先に発進してしまい、ブレーキングしている間に好発進を決めたのは2列目のボッタスで、すぐさまフロントロウのフェラーリ勢を抜いてトップへ。フェルスタッペンもそれに続きシャルル・ルクレール(フェラーリ)のアウト側に並びかけるが、ターン2で接触され押し出される形に。

2019年F1第17戦日本GP決勝 マックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールと接触しスピン
2019年F1第17戦日本GP決勝 マックス・フェルスタッペンはシャルル・ルクレールと接触しスピン

 ルクレールはフロントウイング左側の翼端板を壊すが、火花を散らしながら3番手でそのまま走り続ける。ピットからピットインの指示が出るが2周目にはバックストレートでデブリをまき散らし、パーツがなくなったことでそのまま走行を続ける。後方を走るハミルトンは破片が当たった影響で右側のミラーを失い、どうしてピットインを促す警告を出さないのかと訴える。

 ルクレールは3周目にピットインしノーズ交換を行ない最後尾へ。左側のバージボードやミラーも失われてしまっている。4周目のシケインではインを突いてきたアルボンと接触したランド・ノリス(マクラーレン)がピットインし最後尾に下がる。

2019年F1第17戦日本GP ランド・ノリスと接触したアレクサンダー・アルボン
2019年F1第17戦日本GP ランド・ノリスと接触したアレクサンダー・アルボン

 上位勢は首位ボッタス、2番手ベッテル、3番手ハミルトン、4番手にサインツ、スタートで7番手まで落ちたアルボンはシケインでノリスを抜いて5番手に。6番手ガスリー、7番手ストロール、8番手ヒュルケンベルグ、9番手ペレス、10番手リカルドという順位になった。

 フェルスタッペンはタイヤにフラットスポットができてペースが振るわず、新品のミディアムタイヤに履き替えたルクレールが9周目のメインストレートで追い付いて易々とかわしていく。続いて11周目のスプーンでルクレールはクビアトもパスして15番手へ。13周目の130Rではライコネンを抜いて14番手、14周目のスプーンではグロージャンを抜いて13番手と次々とポジションを挽回していく。

 マシンにダメージがあり、これ以上続けても仕方がないと判断したフェルスタッペンは14周目にピットに戻り、リタイアを選択した。

2019年F1第17戦日本GP日曜 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は決勝リタイア
2019年F1第17戦日本GP日曜 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は決勝リタイア


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