10月5日、ルノージャポンは新型『メガーヌ ルノー・スポール273』及び、限定車である『273トロフィーS<LHD>』の発表会を六本木ヒルズ大屋根プラザで行った。
この発表会にはルノー・スポールF1チームのジョリオン・パーマーも駆けつけ、自身も所有しているという『メガーヌ』と、F1について語った。
「僕の父(ジョナサン・パーマー)も元F1ドライバーで、僕にもレーシングドライバーの血が流れている。幼い頃からF1に親しんできて、自然とドライバーを志すようになったんだ」と、パーマーは自身がレーシングドライバーになったきっかけを語った。
また、市販車との関わりに関して訊ねられ「僕は『RS(ルノー・スポール)273』を2台所有しているよ!今住んでいるロンドンの街中でドライブする度、このクルマの高いパフォーマンスを感じる。ハンドリングも良いし、何よりエンジンがパワフルだね」と『メガーヌ』について語った。
最後に、自身初ポイントを獲得した前戦のマレーシアと、今週末の日本GPについては「今年はここまでタフなシーズンを過ごしてきたけど、マレーシアでポイントを獲得し、その前のシンガポールではケビン(マグヌッセン)もポイントを取ったことで、チームのモチベーションも高まったし、残りのレースでも良い戦いをしたいね」
「鈴鹿サーキットは伝説的なトラックだと思うし、他のドライバーからはF1マシンをドライブするには最高の場所だと聞いている。ヨーロッパとは異なる日本の文化に触れることや、熱狂的なファンに会うのも楽しみだよ」と述べた。
また、発表会では六本木の街をF1が走ったら……というコンセプトのバーチャル映像も上映され、市販車とともに展示されていたF1マシンのコクピットからその映像を見たパーマーは「素晴らしいトラックだと思うし、クールな映像だね。だけど実際に走るときは、歩行者や一般車は通行止めにしなきゃ(笑)!」と印象を語った。