F1は、2021年にマイアミ市街地でグランプリレースを開催するための活動を強化したが、地元住民も同じく強い決意を持ってこれに反対している。
先日、リバティ・メディアとNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるハードロック・スタジアムは、ドルフィンズ所有するマイアミガーデンズ市内の土地にサーキットを建設し、2021年にF1グランプリを開催するための契約を締結した。
しかし、マイアミ市のベイフロント・パーク周辺にF1を誘致するという試みが失敗に終わった前回と同様、リバティ・メディアとマイアミGPプロモーターのスティーブン・ロスは、地元住民からの強い抵抗を受けている。
10月23日(水)に開かれたマイアミガーデンズ市議会で、住民グループはレース開催による騒音や大気汚染への懸念に言及したうえで、F1とは一切かかわるつもりはないとの意志を表明した。
「良い公共政策や市民の政治への関与という点で、今回のことは予測できたはずだった。これほど大規模なプロジェクトについては、事業集団、地元選出議員、そしてもっとも重要である地域住民との間で、もっと円滑なコミュニケーションや調整が行なわれているべきだった」と、マイアミガーデンズ市のエルハボル・イゴダロ副市長は述べた。
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