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F1 ニュース

投稿日: 2019.10.27 15:44
更新日: 2019.10.27 20:40

ホンダ本橋CE予選後インタビュー:2台のQ3進出はモナコGP以来「車体とPUの両方をうまく合わせることができた」/F1メキシコGP

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F1 | ホンダ本橋CE予選後インタビュー:2台のQ3進出はモナコGP以来「車体とPUの両方をうまく合わせることができた」/F1メキシコGP

 フリー走行2回目で総合6、7番手と、初日から速さを発揮したトロロッソ・ホンダ。二日目にはピエール・ガスリーの体調不良というハプニングにも見舞われたが、予選では揃ってトップ10グリッドを獲得した。今週末の健闘の理由とレースの展開予想を、トロロッソを担当するホンダの本橋正充チーフエンジニアが語った。

──モナコGP以来の2台揃ってのQ3進出。今週末は、初日から調子が良かったですね。
本橋正充チーフエンジニア(以下、本橋CE):
そうですね。高地でのレースということで、どうしても空力、パワーユニット(PU/エンジン)性能ともに、効率が落ちる。

 そこを車体とパワーユニット両方が、他よりもうまく合わせて、パフォーマンスを発揮できたんだと思います。

2019年F1第18戦メキシコGP予選 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
2019年F1第18戦メキシコGP予選 ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

──レッドブルと比べると、トロロッソの車体の方が冷却は厳しい。その辺の苦労もなかったですか?
本橋CE:
空力ロスとパワーロスを、高いレベルでうまく最小限にすることができた。そこは車体屋さんの努力を、大いに評価したいですね。

 われわれが冷却不足や熱害に苦しむことも、まったくありませんでした。空力もおそらくそんなに数値は悪くなってないはずで、かなり戦闘力のあるパッケージに仕上がったと思います。

──ガスリーは初日に、ドライバビリティの問題を訴えてました。それでソフトタイヤでの予選シミュレーションが思ったようにできなかったわけですが、その問題も解決しましたか?
本橋CE:
ええ。初日中におおかた解決して、予選直前に微調整を施して、予選本番ではまったく訴えはありませんでした。


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