2015年F1第10戦ハンガリーGPは24日、首都ブダペスト近郊にあるハンガロリンクで幕を開け、午前10時から行われたフリー走行1回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
ドイツGPの中止で3週間のインターバルが空いたF1は、夏休み前最後の一戦となる第10戦ハンガリーGPを迎えた。快晴に恵まれた初日の金曜日は朝から徐々に気温が上がり、セッション開始時の路面温度は39度を記録。その後、45度近くまで路面温度は上昇し、予想どおり厳しいコンディションでのセッションとなった。
今回持ち込まれているタイヤはミディアムとソフト。ロータスはいつものようにロマン・グロージャンに代えてジョリオン・パーマーを起用し、マノー・マルシャもロベルト・メリに代えて公式セッション初走行となるファビオ・ライマーがステアリングを握った。
10時ちょうどにセッションが始まると、数台のマシンがフロービズや気流センサーをつけて新たなパーツのチェックに励むなか、メルセデスの2台がいち早く計測ラップを開始。序盤は1分25秒台前半のタイムをマークしたルイス・ハミルトンがトップに立つ。
最初のスティントでチームメイトと同じ11周を走ったニコ・ロズベルグは2番手につけるが、その差はコンマ9秒と大きなギャップ。そのメルセデスにレッドブルのダニエル・リカルドが続き、4番手にフェラーリのキミ・ライコネン、さらにトロロッソの2台を挟んで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが7番手につけた。