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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.01 14:31
更新日: 2019.11.06 20:05

F1メキシコGP技術解説:標高2240mに挑んだレッドブル・ホンダの冷却対策

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F1 | F1メキシコGP技術解説:標高2240mに挑んだレッドブル・ホンダの冷却対策

高地でのレースとなるF1第18戦メキシコGPでは、ダウンフォースの仕様、出力の落ちるエンジン対策、そして冷却対策が必須となる。メキシコGPで導入された3つの対策を解説していこう。
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(1)2mm刻みで設定するフロンウイングのアジャスター

2mm刻みで設定するフロンウイングのアジャスター
2mm刻みで設定するフロンウイングのアジャスター

F1第18戦メキシコGPは全21戦の中でも、環境の特殊さで言えば屈指である。標高2240mの高地にあるため、空気は平地に比べて約20%薄い。それだけ空気抵抗が低くなるため、最大のダウンフォースを得るようなセッティングを前後のウィングに施す必要がある。

この写真はマクラーレンMCL34のフロンウイングのアジャスターである(目盛りは2mm刻み)。空力セッティングはモナコと同じハイダウンフォース仕様にもかかわらず、空気抵抗が少ないためにモンツァ仕様とほぼ同じ効果しか出せない。

そのためメキシコでセルジオ・ペレスが出した時速359.7kmの最高速は、モンツァでのセバスチャン・ベッテルのそれにほぼ匹敵するものだった。

(2)マクラーレンの排気口の処理方法


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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