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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.04 06:24
更新日: 2019.11.06 19:25

F1アメリカGP決勝:ハミルトンが通算6回目のチャンピオン獲得。フェルスタッペンは黄旗に阻まれ追い上げ叶わず

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F1 | F1アメリカGP決勝:ハミルトンが通算6回目のチャンピオン獲得。フェルスタッペンは黄旗に阻まれ追い上げ叶わず

 11月3日現地時間午後1時10分、F1第19戦アメリカGPの決勝が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが優勝を飾った。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位、アレクサンダー・アルボンは5位入賞を果たしている。
 
 決勝日は、朝から晴天に恵まれ、週末で最も温かい気候となり、気温は21度、路面温度は28度となった。

 フリー走行で車重計測違反を犯したセルジオ・ペレス(レーシングポイント)はピットレーンスタートが義務づけられ、ロバート・クビサ(ウイリアムズ)が繰り上がりで19番グリッドとなった。

 上位5台はQ2で使用したミディアムタイヤ、6番手から10番手はソフトタイヤ。Q3に進まなかった11番グリッド以下はキミ・ライコネン(アルファロメオ)がソフト、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)がハードタイヤ、それ以外はミディアムを選んでスタートに臨んだ。

 スタートでボッタスがホールショットを奪い、好発進を決めたフェルスタッペンがアウトからセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の前に出て2番手に上がる。ベッテルは異常なアンダーステアに苦しんでペースが上がらず、ターン8でルイス・ハミルトン(メルセデス)、ターン11でシャルル・ルクレール(フェラーリ)、さらにはランド・ノリス(マクラーレン)にまで先行を許し2周目にはダニエル・リカルド(ルノー)にも抜かれて7番手まで後退する。

2019年F1第19戦アメリカGP スタートで大きく順位を下げたセバスチャン・ベッテル
2019年F1第19戦アメリカGP スタートで大きく順位を下げたセバスチャン・ベッテル

 後方ではターン1出口でカルロス・サインツJr.(マクラーレン)に後方から接触されたアルボンが後退し、ピットインして早々にミディアムタイヤに交換する。サインツも9番手まで後退を余儀なくされた。

 上位は首位ボッタス、2番手フェルスタッペン、3番手ハミルトン、4番手ルクレールの順でギャップはほとんど変わらずルクレールがやや遅れていく。中団グループの最上位は5番手ノリスで以下はリカルド、ベッテル、ガスリー、サインツ、ケビン・マグヌッセン(ハース)とそれぞれ1〜2秒の間隔で続く。

 8周目のターン9で縁石外までワイドにはみ出した際にベッテルは右リヤサスペンションが破損しストップ。これでリタイアを余儀なくされた。

2019年F1第19戦アメリカGP決勝 セバスチャン・ベッテルは右リヤサスペンションが破損しリタイア
2019年F1第19戦アメリカGP決勝 セバスチャン・ベッテルは右リヤサスペンションが破損しリタイア

 9周目にはリカルドがターン12でノリスをパスし5番手に浮上し、ランス・ストロール(レーシングポイント)は早々にピットインを行ないハードタイヤに交換する。ハース勢はまたしてもレースペースが振るわず、クビアトは10周目のターン1でマグヌッセンを抜いて11番手に上がった。

 13周目、後方のハミルトンからプレッシャーを受け始めていたフェルスタッペンがピットインし、2.6秒でハードタイヤに交換しコースに戻った。これを受けて翌14周目に首位ボッタスがピットインして同じくハードタイヤに交換し、フェルスタッペンの直前でコースに戻ってアンダーカット阻止した。


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