2019年F1アメリカGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは7周リタイアという結果に終わった。
2番グリッドからミディアムタイヤでスタート。ひどいアンダーステアによりグリップに苦しんだというベッテルは、1周目に大きく順位を落とし2周目には7番手に。その後、右リヤサスペンションが故障し、マシンをとめた。
チーム代表マッティア・ビノットは、右リヤサスペンションのアッパーアームがかなり早い段階で壊れていたとの見解を示し、1周目にダメージを負った可能性があり、これから詳しい調査を行うと語った。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=リタイア
いいレースを期待していたから、リタイアしなければならず、本当にがっかりしている。
1周目はグリップが全くなくて、どんどんポジションを落とした。特に右コーナーでマシンをうまく機能させることができなかった。すでに何かが壊れていたのかもしれない。7周後にターン8のバンプを乗り越えた後、サスペンションが壊れた。
僕自身は決勝前までやっていたことと全く同じことをしていただけなんだけどね。今日は表彰台の可能性があったと思うから残念だ。
最後になったが、ルイスが素晴らしい成果を達成したことを祝福したい。
(トラブルについて語り)グリップがなくて、まるで違うマシンのようだった。それでチームに、何か壊れているんじゃないかと聞いたんだ。原因が路面にあるのかどうか、はっきりとは分からない。でもこれまで何周も走ったのにね。なぜ金曜でなく、今こんなことが起きたんだ?