2019年F1第19戦アメリカGP週末の様子を柴田氏がお届けします。決勝日は観客が詰めかけ大賑わい、なかにはニューヨーク市からオースティンにくる強者もいたようですね。決勝グリッドではレッドブル・ホンダのマシンにトラブルが発生、レーススタートまでに修理できたようでなによりでした。
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木曜日までの寒さはどこへやら、土曜日曜とオースチンはどんどん暖かくなって行きました。
明け方7時くらいまでは雲が多いんですが、サーキットに向かう頃には青空ガンガンです。
1コーナー脇の名物斜面芝生席も、金曜日はこの程度だったのが・・
決勝当日はほぼ埋まりました。一時、契約更改が危ぶまれたことがあったのがウソのように、毎年たくさんのF1ファンが詰めかけます。
メキシコGPが開催されるようになっても、相変わらずメキシコからのお客さんもたくさん来てるみたいだし。
カリフォルニアやフロリダは序の口で、
地図で調べたら、ニューヨーク市からオースティンまで2735km!!何日かけて、来たのやら。よほどのファンなんでしょうね〜。
そんなモータースポーツ好きアメリカ人にとってレジェンドというべき存在は、何と言ってもマリオ・アンドレッティでしょう。
でも久しぶりに会ったら、かつての脂ぎった感じがずいぶん抜けているような……。まあ、御年79歳ですからね。代わりに奥さんが、どんどん存在感を増してるような気がします(笑)。
この週末はホンダのアメリカでのレース活動を行っているHPD(Honda Performance Development)の関係者も、たくさん来てました。この人はかつて田辺豊治さんの下でエンジニアとして活躍し、「メチャクチャ優秀でした」と田辺さんが言うほどの逸材だったそうな。
今は独立して起業、技術コンサル会社を興しているとのことでした。
今も、ホンダ愛が強いんですね。アメリカでしか売ってないとのことですが、これ欲しいかも。