ウイリアムズF1チームのテスト&リザーブドライバーであるニコラス・ラティフィは、第20戦ブラジルGPの金曜フリープラクティス1回目に出走する。今季ラティフィがFP1で走行するのはこれが最後になるということだ。
現在FIA-F2選手権に参戦し、アブダビでの最終ラウンドを前にランキング2位につけているラティフィは、2020年にウイリアムズからF1デビューを果たすものと考えられている。
ラティフィは今年はすでにFP1で5回走行しており、ブラジルではロバート・クビサのマシンに乗ることが決まっている。
「短期間で3戦連続FP1に出場するので、いいリズムができている」とラティフィは言う。
「ここでは去年もFP1で走ったから、コースのことは分かっている。素早くなじむことができるだろう。周回を重ねて経験を積む機会を楽しみにしている」
ウイリアムズはすでに来シーズンの準備にかかっており、「金曜には通常の予選と決勝への準備を行うとともに、2020年シーズンに備えていくつかテストアイテムを試す予定だ」とシニアレースエンジニアのデイブ・ロブソンは語っている。
「この要求の高いサーキットでマシンをセットアップするためにニコラスの力を貸してもらいたい」