アルファロメオF1チームとの契約更新により、アントニオ・ジョビナッツィは自信が大きく高まったとして、今週末のブラジルGPではチームにシンガポールGP以来のポイントをもたらしたいと意気込んでいる。
アメリカGP直後、アルファロメオ・レーシングは、2020年に向けジョビナッツィとの契約を延長することを発表した。25歳のジョビナッツィが2019年シーズン後半に成長を見せたことが契約につながったと、チームは示唆している。
この良い知らせがジョビナッツィのパフォーマンスに拍車をかけ、サンパウロではチームをポイント圏内に戻す助けになることが期待されている。ジョビナッツィとキミ・ライコネンは、過去4戦にわたってポイントを獲得できずにいるのだ。
「インテルラゴスでレースをすることを本当に楽しみにしている」とジョビナッツィはブラジルGPを前に語った。
「特別なコースなんだ。(アイルトン・)セナや、多くのF1の歴史に永遠に結びついている場所だ」
「契約が更新されたことで、大きく自信が高められた。チームが僕に示してくれた信頼に応えるのが待ち遠しいよ」
「この数戦ではいくつか大きな前進を果たしたから、ポイント圏内に戻ることで、僕たちが行ってきたすべてのハードワークが報われるだろう」
チーム代表フレデリック・バスールは、アルファロメオに最近進歩があったと考えており、ドライバーたちがそれをポイント獲得につなげることを望んでいる。
「チームの誰もが、ポイント圏内に復帰するために熱心に作業をしている」とバスールは語った。
「この数戦では前進が見られたが、中団グループのトップ付近に戻るには、まだいくつか作業が残っていることは承知している」
「前向きな姿勢と強さへの自信を元に積み重ねていけば、ブラジルでさらなる一歩を踏み出すことができるだろう」
第19戦終了時点でアルファロメオが今季獲得してきた35ポイントのうち31ポイントをもたらしたライコネンも、C38のシャシーの最近の進歩には励まされているという。
「今週末、ポイントを獲得するチャンスが再び訪れる」とライコネンは語った。
「直近のパフォーマンスには多くのポジティブな点があり、また中団グループで戦えると感じている。今週末にポイントを獲得して、進歩を見せられたらいいね」