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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.22 08:00
更新日: 2019.11.22 12:45

同士討ちに批判相次ぐも、フェラーリF1代表は「ドライバーにレースをさせることが正解だった」と主張

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F1 | 同士討ちに批判相次ぐも、フェラーリF1代表は「ドライバーにレースをさせることが正解だった」と主張

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1第20戦ブラジルGPの決勝レースでセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが接触し、2台揃ってレースをリタイアしたことについて、今回のような状況ではドライバーにレースをさせることが正解であったと考えている。

 ベッテルとルクレールは、これまでもチームオーダーに関して対立していた。そしてF1第20戦ブラジルGPの決勝レースでは、彼らは4番手と5番手を走行中に軽く接触。これにより、あと6周を残すところで2台ともレースをリタイアすることになった。

 元フェラーリのF1ドライバーであるルーベンス・バリチェロは、「これはふたりのドライバーの間に誤解があったためで、フェラーリにとっては残念な1日だった」と『Bild』紙に語った。

 レース終了直後、ビノットは明らかに今回の出来事について激怒し、また当惑していた。なおビノットは、今週マラネロでこの状況について議論するための会議に参加することを、ドライバーたちに命じた。

「我々はチームの利益のために全力でプッシュできる限界はどこにあるのかを話し合いのうえで決定し、このようなことを2度と繰り返さないようにする必要がある」とビノットは説明した。

「我々のドライバーたちは非常に落胆しており、チーム全体のことを考えて申し訳なく思っている。小さな接触だったが、重大な結果を生み出したのだ」

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触しリタイア
2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触しリタイア

 ビノットは、ブラジルGPではドライバーたちは互いに競い合うことが許されており、これまでのシーズンにあったチームオーダーの問題ではないと主張した。

「今シーズン、我々はドライバーを管理しようとすると批判されてきた。そしてドライバーが自由に戦える時も、我々は(そのせいで)批判されるのかもしれない」

「今日はドライバーにレースをさせるのが正解だったということは確かだ。なぜなら(すでに)我々はコンストラクターズ選手権2位の座を確保しているからだ」

「(そうであっても)このようなことは決して起こるべきではない」

■「長くチームに在籍しているビノットなら、ドライバーと話ができる」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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