ウイリアムズF1チームのルーキーであるジョージ・ラッセルは、2020年もチームに残留すると話している。しかし、彼はロバート・クビサに代わるチームメイトが誰になるかは分からないとしている。
2011年にラリーでの事故により人生を変えるような大怪我を負ったクビサは、6年のブランクの後に、今シーズンのF1に衝撃的なカムバックを果たした。
しかしこの復帰は彼が望んだような夢のカムバックにはならず、選手権ではたった1ポイントを獲得したのみだ。彼はウイリアムズを離脱し、新たな機会を模索するという。
昨シーズンのF2選手権でタイトルを獲得し、今季のオーストラリアGPでF1デビューを叶えたラッセルは、経験豊富なクビサの離脱を寂しく思っていると語る。
「彼はすごく面白いんだ。技術面での知識がとても豊富で、僕は多くを学んだ」と21歳のラッセルは言う。
どの領域でクビサの経験から恩恵を受けたと感じているかと聞かれたラッセルは、「エンジニアとの付き合い方やフィードバック」だと述べ、「より完成したドライバーになるためには、自分はもっと改善の必要があることを見せつけられた」と語っている。
ウイリアムズのシニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは、ラッセルの技術的な専門知識に上積みをすることが、チームにとっての最優先項目だという部分に同意した。
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