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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.28 18:25

ベッテル「もしF1を辞めるなら2度と戻らない」と決心を明かすも、繰り返される引退の噂を否定

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F1 | ベッテル「もしF1を辞めるなら2度と戻らない」と決心を明かすも、繰り返される引退の噂を否定

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、もし彼がF1から引退する時はその決心が変わることはなく、F1に復帰することはないと明らかにした。

 32歳で4度のF1世界チャンピオンであるベッテルは、厳しい2019年シーズンを締めくくろうとしている。ベッテルは、2019年はチームメイトであるシャルル・ルクレールとの戦いによるプレッシャーや、それに誘発されたいくつかの痛恨のミスで加わったプレッシャーと戦わなければならなかった。

 ドイツの通信社『DPA』とのインタビューで、F1にいるには年を取り過ぎたかと聞かれたベッテルは、モータースポーツの最高峰であるF1における12年間のレース生活の後でも、彼のモチベーションは損なわれていないと主張した。

「年齢については、他のスポーツほど僕たちにとって決定的で重要なものだとは思っていない」とベッテルは語った。

「もし十分に優秀なら、まだ十分に若いということだ。12年後のある時点で、今後何が起きるのかについて考えるようになる」

 ベッテルは、次に何をするのかあらかじめ計画してから、自身のやり方でレース人生を終えることが彼にとって重要なのだと主張した。

「つまり、自分が決定に満足して、『もう十分だ』と言える状態であることだ」

「将来の計画がないのに、自分の人生にとってこれほど重要なことを辞めるというのは、良い考えだとは思わない」

 ベッテルとフェラーリとの現行の契約は2020年末までとなっている。彼がいつF1のパドックを去るのかにかかわらず、選択は最終的なものになる。

「僕にははっきりしている。もし辞めるなら、僕はそこで終わりにして2度と戻らない。満足して『これで終わりだ』と言えるようでなければならない」

 しかしベッテル自身は、評論家の予測をよそに引退の計画は選択肢にないと主張している。ベッテルのファンは安心していいだろう。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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