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F1 ニュース

投稿日: 2019.12.01 12:25
更新日: 2019.12.01 12:34

ガスリー予選後インタビュー:「中古のソフトで10番手に入るよりも状況は良いよ」/F1アブダビGP

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F1 | ガスリー予選後インタビュー:「中古のソフトで10番手に入るよりも状況は良いよ」/F1アブダビGP

 たったひとつの出来事が、人の表情をこんなにも変えるものだろうか。前戦ブラジルGPで自己最高位の2位を射止め初表彰台に上がったピエール・ガスリーは、2週間後のアブダビで自信に満ちた明るさに溢れていた。

 8月にレッドブルから降格されてからも決して腐らず、日本GP以降4戦連続Q3進出と確実な結果も出してきた。今回、その連続記録は途絶えてしまったが、今週末の最終戦にはマクラーレンのカルロス・サインツとの6位争いがかかっている。ニュータイヤで11番グリッドからスタートできることで、8番グリッドのサインツ追撃は「十分可能だ」と、ガスリーは断言するのだった。

──少なくともトップ10には入れると思っていたのでは?
ガスリー:
確かに、その通りだよ。FP3まで感じていた手応えが、すっかり消えてしまってたからね。あちこちで滑りまくって、グリップ感が感じられなかった。

 マシン本来の性能を、100%引き出せなかったという意味では、少しガッカリしている。でも一方で予選前にエンジニアとは、「Q3に進んで10番手に終わるぐらいなら、11番手ぐらいに付けてスタートタイヤを自由に選べたらいいね」と言ったりしていたんだ。

 実際、今週末はマクラーレンとルノーの速さが群を抜いてて、僕らが中団グループのトップ争いに加われる可能性はあまりなかったしね。なのでこのグリッドには、満足しているよ。

──この位置からでも、8番グリッドのサインツを追撃できそう?
ガスリー:
そう思う。客観的に見ても、さっき言ったように何とかQ3に進んでたとしたら、中古のソフトタイヤでスタートすることになる。そしたら今週末のカルロスには、とうてい追い付けないと思う。

 でもミディアムとかのニュータイヤでスタートできたら、状況は全然違う。その予想が明日的中することを、祈っているよ。


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