2020年に初開催となるF1ベトナムGPの主催者は、4月のハノイでのレースに向け、修正版のサーキットレイアウトを発表した。今回発表されたレイアウトにはコーナーがひとつ追加されている。
ハノイ・サーキットは、既存の市街地道路と、F1の最も象徴的な会場である鈴鹿やモナコ、ニュルブルクリンクといったサーキットからヒントを得て作られた、レース専用の常設セクションが組み合わされている。
2018年11月に発表された最初のレイアウトは、合計22カ所のコーナーを備えていたが、水曜日に主催者が発表した改定版では、コースの最後に新たなコーナーが追加されていた。
以前は最後の2コーナーは高速の左コーナーと、それに続くさらにタイトな左コーナーで構成されていた。
しかし市の既存のインフラを見直した主催者は、変更を加えた。現在のコースは、タイトな左ターンの前でさらに右側に曲がっており、その後はよりオープンなもうひとつの左コーナーに続いている。
コーナーを追加したことで、ハノイはコーナー数でシンガポールに肩を並べることになる。これまではシンガポールがカレンダーのなかで唯一23カ所のコーナーを備えたコースだった。またこの改定で周回距離は5.565kmから5.607kmに延長された。
1 2