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F1 ニュース

投稿日: 2019.12.13 13:50
更新日: 2019.12.13 13:52

フェラーリF1代表、ベッテルとルクレールは「一触即発の状態ではない」と緊張関係を否定

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F1 | フェラーリF1代表、ベッテルとルクレールは「一触即発の状態ではない」と緊張関係を否定

 フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットは、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールというドライバーラインアップの扱いが難しすぎるのではないかという意見に異を唱えている。

 2019年シーズンの間に、ベッテルとルクレールの緊張関係と衝突の兆しは強くなっていき、それがピークに達した第20戦ブラジルGPでは不名誉な同士討ちが起きた。その結果、あと残り6周を残すところで両者がレースをリタイアする事態となった。

 しかしビノットは、ベッテルとルクレールが対立しているとほのめかす報道は事実とはかけ離れていると考えており、「我々のドライバーペアは素晴らしい。一触即発のような関係にはない」とビノットはドイツの『Auto Motor und Sport』に語った。

「我々のドライバーは非常に速く、そして野心的だ」

「マシンを降りれば、セバスチャンとシャルルは互いに良くしている。それに良い雰囲気だ。外部から受ける印象はうわべだけのものだ」

「彼らは互いに話をし、情報を交換してオープンにしている。彼らふたりを管理するのが難しいなどと私は思わない」

 ビノットは、ふたりの間のライバル関係がポジティブなものであることが証明されたと主張した。今シーズン、チームは不調なスタートを切ったが、ルクレールはすぐに優れたパフォーマンスを発揮するようになった。そのことが、ベッテルが今年のマシン『SF90』に対して抱えていた問題から立ち直る役に立ったという。

「セバスチャンは自分のマシンに自信を持てなかった。特にブレーキングの時にリヤが不安定になっていた」

「自信を失ってしまったら、限界の力で走行することはできない。ダウンフォースを増やすほど、セバスチャンは自信を取り戻していった」

「彼のラップタイムは向上し、シャルルは彼にとっての優れた基準になったのだ。そのことが彼をさらに後押しした」

「セブ(ベッテルの愛称)には経験があるし、非常に分析的だ。彼は落ち着いて問題に取り組んだ。そして、自身とマシンを改善するために何をしなければならないかを理解した」

■「チームメイトと争う時はもう少し慎重になるべき」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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