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F1 ニュース

投稿日: 2019.12.21 07:36
更新日: 2019.12.21 07:37

2019年シーズンのF1観客数が発表に。2018年を超える416万4948人を動員

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F1 | 2019年シーズンのF1観客数が発表に。2018年を超える416万4948人を動員

 F1は、2019年に400万人以上の観客がF1グランプリに足を運んだと発表した。すべてのレース主催者から提供されたデータを基にすると、合計観客数は416万4948人にのぼるという。日本GPでは台風ハギビスの影響で土曜日のイベントがキャンセルになったにもかかわらず、昨シーズンに比べて1.75パーセントの増加となった。

 またF1パドッククラブのホスピタリティ施設には8万118人の人々が訪れ、2018年と比較すると7.5パーセントの増加を見せている。1レースあたりの平均観客数は20万2146人となり、2018年からは1.85パーセント上昇した。

 30万人以上の観客をレースウイーク中に集めたのは、イギリス(35万1000人)、メキシコ(34万5694人)、オーストラリア(32万4100人)の3戦。全グランプリの3分の1以上にあたる8グランプリにおいて20万人以上の観客が訪れており、そこにはシンガポールとアメリカ(各26万8000人)、ベルギー(25万1864人)、ハンガリー(23万人)、オーストリア(20万3000人)が含まれる。
 90回目を迎えたイタリアGPには、過去最高となる20万人が訪れた。

2019年F1第14戦イタリアGP シャルル・ルクレールの優勝をチームで祝福
2019年F1第14戦イタリアGP シャルル・ルクレールの優勝をチームで祝福

 2018年シーズンと比べて大幅な増加を見せたレース会場は、モントリオール(+14.69%)、上海 (+10.34%)、メルボルン(+9.86%)、シュピールベルグ(+9.73%)、ブダペスト(+9.52%)、モンツァ(+9.29%)だった。

 日曜日のみにおける全観客数は、177万1106人で、4パーセントの増加となっている。決勝日に10万人以上の観客を迎えたのは6会場で、シルバーストン(14万1000人)がまたもこのリストでのトップ、メキシコシティ(13万8435人)、オースティン(12万8000人)、シンガポール(11万5240人)、スパ・フランコルシャン(10万9064人)、メルボルン(10万2000人)が続いた。6レース(中国、オーストリア、ベルギー、シンガポール、日本、アメリカ)ではこの数年で2桁の増加が見られた。

 30パーセントという最も大幅な増加を見せたのは、F1が1000回目のグランプリという歴史的節目を祝った日の上海インターナショナルサーキットだった。

「2019年はまたしてもF1にとって素晴らしい年となった」とF1の商業担当取締役を務めるショーン・ブラッチスは語る。

「21レースに400万人を超えるファンが集まり、昨年の観客数を超えたことをうれしく思っている。なかでもイタリアGPの週末は20万人という記録的な観客数となった」

「我々の使命は、地球上で最高のレーシングショーを実現し、ファンに忘れることのできない経験を提供することだ。ゆえに我々は現場で行われた調査に基づく数字を見て喜ばしく思っている。イベントに参加した人々はレースウイーク中の体験を楽しんだのだ」

「我々は彼らが引き続きそう感じることができるよう努力していこうと決意を固めている。2019年は素晴らしいシーズンだった。我々はすでに来年に期待を向けている。F1が70周年を迎える2020年にはハノイとザントフォールトがカレンダーに追加され、22レースが行われる」


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