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F1 ニュース

投稿日: 2019.12.22 07:00
更新日: 2019.12.22 02:07

サインツJr.、スタッフの負担を懸念しF1カレンダー拡大に反対。FIA会長も現状維持を望む

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F1 | サインツJr.、スタッフの負担を懸念しF1カレンダー拡大に反対。FIA会長も現状維持を望む

 カルロス・サインツJr.は、F1経営陣がカレンダー上のレース開催数を増やそうとしているやり方に、今も完全に反対の立場であることを認めた。

 来シーズンはレース数が増加し、初めてその数が22戦となる。なお2009年はたった17戦で成り立っていた。

 2020年はレース数が増加するかわりにグランプリの週末の活動日程が3日間に短縮されるものの、サインツJr.は22戦は多すぎると考えている。メディア対応と車検は、金曜日のフリー走行の前に行なわれる予定だ。

『Crash.net』によるとサインツJr.は、「個人的には、F1が大きなインパクトを与えるような場所へ行き、F1で1週間を過ごせるような感じが好きなんだ」と説明したという。

「日程を縮めたところで、22戦や将来増やそうとしている25戦を行なうのでは、完全に負担を相殺することはできない。それでもまだ移動が多すぎるし、メカニックの負担も大きすぎる」とサインツJr.は続けた。

「こうしたことが、僕が完全に反対しているカレンダー拡大に向けての準備の仕方みたいだね」とサインツJr.は付け加えた。

 カレンダーに追加された最新のレースは、4月に初開催となるベトナムGPと、その翌月に歴史あるドイツGPと入れ替えで復帰する、ザントフォールトでのオランダGPだ。

 F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、いずれかの時点でアメリカでのふたつ目のグランプリをカレンダーに追加することを、今も望んでいると話した。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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