レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2019.12.28 07:20
更新日: 2019.12.27 15:39

自己最高の戦果を記録したフェルスタッペン、2020年はF1王座獲得に集中/今宮純のF1ドライバー採点総括(後編)

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | 自己最高の戦果を記録したフェルスタッペン、2020年はF1王座獲得に集中/今宮純のF1ドライバー採点総括(後編)

 これを書かないと年を越せない。2019年シーズン、グランプリごとに『ベスト・イレブン』ドライバーを選び、☆数で採点してきた。それを基にF1ジャーナリストの今宮純氏が『2019ファイナル・ランキング』を一挙発表。後編は10位から1位までを紹介。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■10位 ピエール・ガスリー/トロロッソ・ホンダ(FIAランキング7位)

ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

 シーズン中に自らをバージョンアップしたガスリー。上層部の決定によりレッドブルからトロロッソに“配置交換”された夏休み明けの第13戦ベルギーGPから、前半とは違ういきいきしたレースをつらぬいた。レッドブル12戦で63点、トロロッソ9戦で32点。ブラジルGPの2位表彰台(18点)には二つの意味がある。チームのベスト・ランク6位を確定させたこと、みずから野心と自信を取り戻したこと。さらなるニュー・バージョンを2020年に期待しよう。

■9位 ランド・ノリス/マクラーレン(FIAランキング11位)

ランド・ノリス(マクラーレン)
ランド・ノリス(マクラーレン)

 ルーキーにとって最初の予選はプレッシャーがかかる。開幕戦オーストラリアGPのフリー走行1回目から3回目まで18番手だったノリス。そのときはアルボンのほうをマークしようかと迷った。しかし、なんとQ1でノリスが8番手に飛びこんできた。Q2も9番手で突破した。そしてQ3は8番手。19歳の衝撃が走った。全21戦を終えチームメイトのカルロス・サインツJr.に予選は<11対10>、決勝は<8対13>。課題が分かった2年目ノリスの“吸収能力”がマクラーレンを変えていく。

■8位 ダニエル・リカルド/ルノー(FIAランキング9位)

ダニエル・リカルド(ルノー)
ダニエル・リカルド(ルノー)

 ジェットコースターのように上がったら、急降下を何度も繰り返した前半数戦に彼はつかんだ。ローダウンフォース仕様ならやれる。第3戦中国GP7位、第7戦カナダGP6位(予選4番手)、第14戦イタリアGP4位(予選5番手)。上位争いではなくてもどこにいてもオーバーテイク・プレーを決めた達人(TVに映らなくてもラップチャートを見ればよく分かる)。


関連のニュース