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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.12 08:02
更新日: 2016.10.12 08:07

「ホンダF1とライバルの差は新規則で大きく縮まる」マクラーレンが自信

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F1 | 「ホンダF1とライバルの差は新規則で大きく縮まる」マクラーレンが自信

 マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、ホンダ以外のF1パワーユニットマニュファクチャラーは開発の面ですでに“頭打ち”の状態になりつつあるため、ホンダは彼らとの差をさらに縮めていくことができると感じている。

 先週末開催された日本でのホームレースでは、マシンとサーキットとの相性が悪く、マクラーレン・ホンダは不本意な成績に終わり、フェルナンド・アロンソは「悪い意味で驚いた」とすら発言した。しかし、F1に復帰した昨年は苦戦を強いられたホンダが今シーズン、大きく進歩しているのは事実だ。

 メルセデス、フェラーリ、ルノーの開発は頭打ちになりつつあるが、ホンダにはまだ進歩の余地がたっぷりあるとブーリエは考えている。2017年にはF1パワーユニットの開発制限が撤廃されるため、ホンダはそれをうまく利用してライバルたちとの差を縮めることができるというのだ。

「(他マニュファクチャラーとの比較で)ホンダのプロジェクトの成熟度を考えると、今後さらに成長し続けるだろう。この部分で最大の進歩を見つけることができる」とブーリエ。

「エンジンレギュレーションには彼らにとって良い点がある。それは利用できる燃料の量だ。常に使えるエネルギーの量が制限されている。今のパワーユニットの開発には限度があり、我々は頭打ちの状態に向かっている。だが、レギュレーションにおいて少し自由が認められることが、我々がライバルたちに追いつくチャンスになるのだ」

「さらに、メルセデス、フェラーリ、ルノーはユニットの開発を2010年にスタートしたが、一方のホンダがスタートしたのはその3年後の2013年だ」

「そのため、パワーユニットの開発の成熟度を考えれば、ホンダには他より大幅に前進の余地がある。彼らは追いついていくだろう」

「エンジンを自由に開発できることが、向上が頭打ちの状態に早急に到達することに、一役買うだろう」
「現在、我々はまだ上昇曲線にいる」 


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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