新年を迎えて早くも10日余り、千葉県の幕張メッセでは年明け恒例イベントとなっているカスタムカーの祭典『東京オートサロン2020』が、1月10日から3日間にわたって開催されています。
この世界最大級の自動車カスタムカーイベントに、胸を躍らせ始発電車でやってきた男がひとり。autosport webのブログで、ル・マン24時間や全日本ロードレースなど各現場の様子を独自目線でお伝えしているレース界のマニアック“ヘンタイ”カメラマンこと、鈴木紳平カメラマンです。氏の2020年初ブログとなる今回、ターゲットとなるのは一体何なのか……その目でお確かめください。
* * * * * * * * * *
さぁ、やってまいりました『東京オートサロン2020』
もはや説明の必要もないオートサロン。今回はその東京オートサロンより、私が気になったモノをブログ形式(全2回)で皆さまにお届けしたいと思います。
レース界の体制発表などは他に任せるとして、本ブログではもっと細かいところを掘り下げてご紹介したいと思います。それではブログ『東京オートサロン2020“まずはこれを見に行け編”』いってみましょう。
今年もやってまいりました東京オートサロン2020。館内の展示をくまなく観て回るのは実はこれが初めて。テンション急上昇で始発電車に乗って来た疲れも吹っ飛びます。
まずは西ホールの日産自動車より『ニッサンGT-R50 by イタルデザイン』
今まで各所で展示されているのは知っていましたが、本物を見るのは初めてです。ガンメタに金色のアクセントカラーがなかなかイケています。ちなみに、ドアノブの内側も金色になっていました。
リヤからのスタイリングも見てみましょう。金色多め、立体的なブレーキランプなどが美しいです。
ちょっと寄ってみます。リヤディフューザーは小さめ、コンビネーションランプの奥にダクトがあるのが見えます。ただやはり目を引くのは可動式のリアウイングでしょう。
金属の削り出し部品とドライカーボンが美しいです。ただ、この形状のリアウイングでどれくらいのダウンフォースが得られるのか、気になるところです。
フロントタイヤ後方のサイドステップにロゴが。ホイールにはスポーク部にドライカーボンのパネルが貼られています。
Cピラーに冷却用と思われるダクトが見えます。ここから入った空気がリヤのコンビネーションランプの後ろから吐き出されると思われます。
今年の下半期ごろより納車が開始されるという50台限定の1億円オーバーGT-R。価格設定はよく分かりません。ただ自動車メーカーとしてこういうことができる、またそれができるクルマがあるというのは素晴らしいことだと思います。