ルノーF1は、この3戦のパフォーマンスに手応えを感じ、中位グループに復帰できたと感じている。ルノーはシンガポール、マレーシアと入賞、日本でもウイリアムズと競う速さを見せた。
昨年末、ロータスF1チームを買収する形で復活したルノーワークスF1チームは、期待外れのシーズンを送ってきたが、過去3戦は調子が上向いてきたことを実感している。
ルノーは現時点で今季3回しか入賞していないが、シンガポールとマレーシアで続けてポイントを獲得、日本でもあと一歩のところまでいき、全体のパフォーマンスが進歩した兆しが見えた。
鈴鹿での決勝でジョリオン・パーマーは、入賞圏内でフィニッシュしたウイリアムズ勢フェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスに匹敵するペースを発揮した。
しかしパーマーはトラフィックに引っかかって最終的に12位。全車完走のレースでチームメイトのケビン・マグヌッセンは14位だった。
「ペースは本当によかった。ウイリアムズのマッサと同じぐらいだった」とパーマーは語った。
「ただかなりトラフィックに捕まり、大幅に時間を失ってしまった」
「それ以外はすべてがかなりスムーズだった。ペースも戦略もよく、タイヤをいい状態に持たせることができた。この2戦、タイヤをすごくうまく使えている」
「僕らは中位グループに加わることができたんだ」
「マクラーレンは散々な週末を過ごし、それが僕らにとってはうまく働いた。トロロッソはシンガポールはよかったが、それも1戦だけで、鈴鹿ではまた後退した。今、中位グループで戦うチームが増えていると思う」
「予選ではウイリアムズの方が少し速かったけれど、決勝では彼らとほぼ互角だった」
「12位フィニッシュというのはとてもいい結果だ。この調子で毎戦続けていけば、大部分のレースでポイントが取れるかもしれない。だって通常はレースで上位半分の中で2、3台は脱落したり、何かしらうまくいかなかったりする可能性があるからだ」
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