6度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは2020年に向けて心身に磨きをかけており、今年はさらに向上し“機械のように戦う”と、ライバルたちに対して宣言した。
11回の優勝と413ポイントを獲得し、2019年をキャリアのなかで最も成功したシーズンのひとつとして締めくくったハミルトンは、F1の伝説であるミハエル・シューマッハーの7度のタイトル獲得記録に並ぶことを決意して、2020年シーズンに臨む。
84回のグランプリ優勝を果たしているハミルトンは、インスタグラムで断固たる決意を表明、ライバルたちに警告を発した。
先週35歳になったハミルトンは「ここにいると心が穏やかだ。集中して心身を立て直して、毎年(F1シーズンに)戻って行くことができる」と記し自宅で過ごす写真を添えた。
「今年の僕は機械のようになる。かつてないほどのレベルでね! どこへ行こうとも、愛と肯定感を広めよう」
7度目の世界タイトルを獲得するという意志に突き動かされているハミルトンに、何人かの強力なライバルが戦いを挑む。メルセデスのチームメイトであるバルテリ・ボッタスはシーズン全体を通して、ハミルトンと互角の戦いをしようとするだろう。
さらにフェラーリのシャルル・ルクレールと、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、若さと才能からなる大胆さをもってハミルトンに挑戦しようと決意している。F1で最後のシーズンを迎えることになるかもしれないセバスチャン・ベッテルも意を決し、最大のライバルであるハミルトンを打ち負かすべく全力を尽くしてくるだろう。