トロロッソ/アルファタウリF1のチーム代表フランツ・トストは、2019年に同チームからF1にデビューしたアレクサンダー・アルボンについて、シーズンが始まる前から彼に大きなポテンシャルがあることに気付いていたと語った。
2018年のFIA-F2選手権ランキング3位のアルボンは、フォーミュラEへの参戦が決まっていたものの、レッドブルからのオファーを受け、11月末にトロロッソと契約、F1へと進路を変更した。
デビューシーズン前に何度かF1マシンでの走行経験を積んできた他のルーキードライバーたちと異なり、アルボンは2019年型マシンのシェイクダウンの際に初めてF1マシンをドライブした。
だがアルボンは最初からF1ドライバーとしての高い能力を示していたと、トストは言う。
「F1カーに初めて乗り、バルセロナで本格的にテストを開始した際に、とてもいい仕事をした。すぐさまポテンシャルを示したのだ」とトストは『RACER』に対して語った。
「バルセロナで私は『彼は若手ドライバーのなかで今年のサプライズになる』と言った。バルセロナテストの間ずっと、彼は非常に優れたパフォーマンスを見せていたのだ」
「(開幕戦の)オーストラリアは難しいレースであり、そこではポイントを獲得できなかった。だが第2戦バーレーンで9位に入り、2ポイントを稼いだ。この結果が彼のポテンシャルを証明した」
■「フェルスタッペンのチームメイトになることにはプラスもあればマイナスもある」とトスト
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