ロマン・グロージャンは、日本GPでのハースのパフォーマンスがシーズン最高位となる5位を記録したバーレーンでのレベルに戻ったと語っている。
新生チームであるハースは、デビューレースとなる今季開幕戦のオーストラリアGPでグロージャンが6位を獲得し、翌戦バーレーンGPでは前戦を上回る5位でフィニッシュした。
しかし、その後のハースにはいくつもの試練が続いた。新チームとしては典型的な、オペレーション、製造、そして技術的な問題に直面したのだ。
グロージャンはここ数レースに渡ってマシンに不満を持っていた。バランスやブレーキが主な問題だったが、日本GPではプラクティスセッションでブレーキに問題が発生してからは突破口が見つかったようだ。
グロージャンとチームメイトのエステバン・グティエレスはチーム設立後初めて2台揃ってQ3へと進み、決勝ではグロージャンが11位を獲得した。これがハースにとって今シーズン7度目の11位フィニッシュとなった。
「パフォーマンスはバーレーンのときに似ていたね」グロージャンはレース後にそう語った。
「改善が必要な部分もあるし、計画通りにいっていない部分もある」
「今ほど悔しかったときはないね。僕らの走りはポイント圏外には値しないからさ」
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