6度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、自身14回目となるF1シーズンを直前に控え、「これまで以上に良い状態」であると感じているが、将来のどこかの時点で身体能力が徐々に衰え始めることを認識している。
35歳のハミルトンは、今シーズンのグリッド上ではベテランのキミ・ライコネンに次いで、2番目に年長のドライバーとなる。
だが22歳の若手のマックス・フェルスタッペンやシャルル・ルクレールが今や頻繁にハミルトンを追い上げており、F1の大スターを打ち負かそうと決意を固めているため、年齢はハミルトンにとって、遅かれ早かれひとつの要素となるだろう。
しかし今のところ、ハミルトンは身体および精神の両面において絶好調であると感じている。
「僕が最年長にならないように、キミにお金を払って残ってもらうようにしなければならないね」とハミルトンは『GQ Hype』のインタビューで冗談めかして語った。
「幸いなことに彼は続けると思う。自分が年を取ったとはまったく感じていない。これまでのように若さを感じているよ。これまで以上に良い状態で、体力がついていると感じているんだ」
「経験とともに、今ではすべてのことがうまくいっている。身体を良い調子に整えておくのが辛くなったと思うことなどないよ。どこかの時点で、いや応なく体力が落ちることは確かだけどね」
ハミルトンはプレシーズンの準備中に、必要なだけの時間をジムで過ごし、また年間を通して念入りに体調を整えている。