ランド・ノリスのF1ドライバーとしてのステイタスは上昇気流に乗っているが、彼はうっとうしい天候のイギリスを離れて、気候が良く非課税のモナコの海沿いに今すぐ転居する気はないようだ。
F1ドライバーとしてのキャリアに勢いが増すと、水も漏らさぬファイナンシャル・プランニングが必要になり、より税負担が軽いか、モンテカルロのように住民が所得税を払う必要がまったくない場所に居を構えるようになる。
しかしノリスは華麗なモナコ公国に住む同僚たちに合流して、財政的なことやその他の特権を味わうことに関心を示していない。
20歳のノリスは、少なくとも近い将来にイギリスを離れようとは思っておらず、文字通り、ウォーキングから石を投げたら当たるほど近い場所に、ギルフォードから転居してきたばかりだ。
「僕はイギリスにしっかり根を下ろしているんだ」と、ノリスは木曜日にウォーキングで行なわれたマクラーレンの2020年型マシン発表会でメディアに語った。
「引っ越しはしたよ。マクラーレンにさらに近いところにね。このあいだ時間を測ってみたら、ここから僕の新居まで3分20秒だったんだ! 制限速度内で走った場合だよ」とノリスはすぐに付け加えた。