アルファタウリ・ホンダF1のドライバー、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーが、15日、2020年型マシン『AT01』のシェイクダンを行った。
トロロッソから改名したアルファタウリは、14日、オーストリア・ザルツブルクで体制発表会を開催、同時に『AT01』の発表を行った。翌15日にはイタリア・ミサノで新車をシェイクダウン、まずクビアトが初めて『AT01・ホンダ』をコース上で走らせ、その後、ガスリーがステアリングを引き継いだ。
クビアトは「『AT01』を初めて走らせた。最高にクールな一日だったよ! (公式)テストへの準備は整った」とコメント。ガスリーは「ニューマシンのテスト初日。すごく気に入った。また走ることができてうれしいよ。次はバルセロナだ!」と述べている。
「エキサイティングな瞬間だ!」とシェイクダウンを前にしたクビアトが語ったとF1公式サイトが伝えている。
「(2019年の)アブダビ以来、F1マシンに乗っていなかったから、走りたくてうずうずしていた」
「新しいカラーリングを、ファンの皆がどう思うかは大事なことだ。彼らが気に入ってくれることが重要なんだ。好きになってくれるといいな」
シェイクダウンはF1チームに許可されたフィルミングデーを利用して行われ、走行距離が100kmに制限され、デモ走行用のタイヤを装着することが義務付けられる。そういった走行でも、チームにとっては非常に貴重な時間であるとクビアトは言う。
「重要な走行だ。ドライバーにとって、シートポジションを確認し、うまくフィットしているかどうかチェックする機会になるからね。さらに、ブレーキングや加速の感触をつかみ、左にステアリングを切ったときにちゃんと左に曲がるかどうか、右に関してはどうか、といったことを確認するんだ。そういった項目をすべてチェックしてから、(プレシーズンテストが行われる)バルセロナに向かう」