レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.02.22 16:23
更新日: 2020.02.25 18:10

F1テスト1最終日に赤旗4回。メルセデスは昨年のPPタイムに迫る1分15秒台、フェラーリにPUトラブル

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | F1テスト1最終日に赤旗4回。メルセデスは昨年のPPタイムに迫る1分15秒台、フェラーリにPUトラブル

 2020年第1回F1バルセロナテストが3日目最終日を迎え、全10チームの16人のドライバーがそれぞれのニューマシンで周回を重ねた。トップタイムをマークしたのはメルセデスのバルテリ・ボッタスだった。

 引き続きドライコンディションとなった2月21日は、赤旗が4回掲示され、3日間のなかで中断が最も多い一日となった。
 午前にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルとウイリアムズのニコラス・ラティフィ、午後にはハースのケビン・マグヌッセンとルノーのダニエル・リカルドが赤旗の原因を作った。

■メルセデスが今年2回目の1-2。チームは信頼性の高さを重要視

 メルセデスはテスト初日に続き、タイムシート上のトップ2を独占した。午前中の走行を受け持ったボッタスが、65周のなかで最もソフトなC5タイヤで1分15秒732をマーク、3日間総合のトップに立った。ボッタスのこのタイムは、自身が2019年スペインGPで記録したコースレコードとなるポールポジションタイムからわずか0.3秒落ち。この日2番手の僚友ルイス・ハミルトンより0.784秒、3番手ルノーのエステバン・オコンがC4タイヤで出したタイムより1.370秒速いタイムだった。

2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2020年第1回F1プレシーズンテスト3日目:バルテリ・ボッタス(メルセデス)

 ハミルトンの自己ベストタイムは1分16秒516(C5タイヤ)で、周回数は73周にのぼった。メルセデスはこの日、合計138周を走り、ドライバーたちもテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンも、高い信頼性を発揮できたことを喜んでいる。

■リカルドにトラブルも、ルノーは169周を走行「ドライバーふたりともがマシンに満足」

 ルノーは午前にオコン、午後にダニエル・リカルドを走らせた。オコンは1分17秒102(C4タイヤ)で、ルノーにとって3日間通しての最速タイムをマークした。

 リカルドはセッション終盤、ターン9でトラブルによりストップ、この日4度目の赤旗をもたらした。リカルドは後にコースに復帰、1分17秒574(C4タイヤ)で7番手を獲得した。エグゼクティブディレクターのマルチン・ブコウスキーは、この日169周という距離を走れたことを喜び、「マシンのパフォーマンスは良好でバランスもよく、ドライバーはふたりとも満足している」とコメントした。

2020年F1第1回バルセロナテスト3日目 エステバン・オコン(ルノー)
エステバン・オコン(ルノー)

■レーシングポイントのストロールが4番手「1年前よりはるかに状況がいい」

 レーシングポイントが再び速さを発揮、ランス・ストロールが1分17秒338(C4タイヤ)で4番手となった。午前セッション終盤にギヤボックスセンサーの問題が発生したものの、ランチタイムの間に修復、午後にはロングランに取り組んだ。ストロールは「RP20は昨年型とはフィーリングが全く違う。1年前よりかなりいい状態だと思う」と語っている。

2020年F1第1回バルセロナテスト3日目 ランス・ストロール(レーシングポイント)
ランス・ストロール(レーシングポイント)


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース

F1 関連ドライバー

F1 関連チーム