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投稿日: 2020.03.01 12:00
更新日: 2020.03.01 14:29

【レッドブル密着】RB16の仕上がりに満足の表情。万全の状態で開幕へ/第2回F1バルセロナテスト最終日


F1 | 【レッドブル密着】RB16の仕上がりに満足の表情。万全の状態で開幕へ/第2回F1バルセロナテスト最終日

 2020年のプレシーズンテストがついに最終日を迎えても、レッドブル・ホンダはまだデータ収集のショートランを繰り返していた。

 車体後方に大きな気流センサーを装着し、ノーズを交換しながらの新旧フロントウイング比較などをC2タイヤを履いて淡々と進める時間が続いた。

 10時40分になってようやくアレクサンダー・アルボンはC3タイヤを履いてタイムアタックらしい走行をするが、燃料搭載量は多く、タイムは1分17秒803。そのままC3タイヤで連続走行を行った。

 そして12時になると初めてC4タイヤを履いて本格的なアタックラップに出ていったが、ターン12のエイペックス付近でリヤがわずかに流れ、フルカウンターを当てたものの堪えきれずスピンを喫してグラベルへ。

 一瞬、2019年のピエール・ガスリーのクラッシュが脳裏をよぎったが、アルボンはなんとかマシンをグラベルで止め、自力で脱出してピットに戻った。そのため午前中のタイムは10人中10番手に終わったが、アルボンのデータ収集ランのおかげでRB16の開幕仕様空力パッケージを活かすセッティングの確認ができたのだった。

 午後になるとマックス・フェルスタッペンがステアリングを握り、まずはC2タイヤで同様にチェック走行を行い、途中でフロントブレーキに不調を来たしてピットガレージでの作業を強いられる場面もあったが、30分ほどでコースに復帰して確認走行のショートランを継続。

 このまま確認だけでテストを終えるのかと思われたが、午後4時半になろうかというタイミングでC3タイヤを履いて1分16秒444を記録すると、セッションが残り1時間となった午後5時過ぎについにC4タイヤを投入し、1回目のアタックではタイムを記録できなかったが2回目で1分16秒269を記録。これがこの日バルテリ・ボッタスに次いで0.073秒差で2番手のタイムとなり、テスト後半の3日間総合でも同様にトップ2の位置につけて6日間のプレシーズンテストを締めくくることとなった。

 ボッタスはC5タイヤだったのに対し、フェルスタッペンは0.4〜0.5秒ほど遅いと推定されるC4タイヤ。そのため実質的にはフェルスタッペンの方が0.3〜0.4秒ほど速く、テスト前半でボッタスが記録した最速タイム1分15秒732と同等の速さを示すものだったと言えた。

2020年F1第2回バルセロナテスト3日目 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 テストを終えたフェルスタッペンは、前日までとは違って晴れやかな表情をしていた。

 開幕戦へ向けた期待値やライバルとの相対比較については、チームから指示されているとおりに当たり障りのないコメントを貫いたが、その表情からはRB16の仕上がりに満足している様子が窺えた。

「ハッピーだよ。それはもうこれ以上マシンの開発をプッシュしなくても良いという意味ではなくて、(現時点で)マシンのフィーリングがとても良いからだよ」

「良い準備が出来たと思う。やりたかったことはすべてトライできたし、最後に(好タイムを記録して)この6日間のテストのすべてをまとめ上げることもできた。メルボルンでもこれと同じであることを願っているよ」


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