元F1ドライバーのマーク・ウエーバーは、2020年もルイス・ハミルトンがチャンピオン最有力候補であると考えており、ハミルトンとメルセデスがライバルを退けて勝利を飾ることになると予想している。
メルセデスはバルセロナでのプレシーズンテストで全体の最速タイムをマーク、7年連続タイトル獲得に向け、好調であるように見える。
カタロニア・サーキットでテスト最速タイムを記録したのはバルテリ・ボッタスだったが、ウエーバーは、2020年にもハミルトンが勝利を収め、ミハエル・シューマッハーの持つ7度の世界タイトル獲得記録に並ぶ可能性が高いと考えている。
メルセデスとハミルトンの強力なパッケージにライバルたちが打ち勝つのは簡単ではないと、ウエーバーは主張した。
「実戦においてメルセデスにライバルが勝つのは、ルイスがいることもあって、非常に困難だと思う」とウエーバーは『Sydney Morning Herald』に語った。
「僕としては、フェラーリがフロントロウに並ぶところが見たい。昨年の彼らは予選で非常に速かった。だが、予選ではポイントは獲れない。レースをまとめ上げなければならないのだ」
「その点で強いのがメルセデスだ。彼らは戦略面で優秀だし、ルイスがいることも強みだ。そういった要素が結果につながる。彼らはゆっくりと、ライバルを蹴落していく」
■「ハミルトンが今の強さを身につけたのはラウダとウォルフのおかげ」とウエーバー
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