レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年型レッドブルRB16・ホンダは昨年型より優れたマシンであると確信している。開幕戦で王者メルセデスと勝利を争うべく全力を尽くしていくと、アルボンは語った。
6日間のプレシーズンテストを終えた後、感想を聞かれたアルボンは「マシンの感触がいい」と答えた。
「最初から言っていたことだけど、コースに出た最初のラップから、マシンがより一層強くなったと感じた。あとは他のチームが何をしているかを確認するだけだ」
「メルセデスはすごく速い。フェラーリ? まだはっきり分からないけど、彼らも強さを発揮するだろう」
「僕らチームは自分たちの状態に満足している。自分たちのことだけを考えて言うならば、マシンが向上したのは確かだ。ただ、一番大きく開発を進めたのはどのチームかということが問題だ」
自分もチームメイトのマックス・フェルスタッペンも、マシンへの理解を深めるという点でテスト中の作業には満足しているとアルボンは語る。今年のマシンに自信があるかという問いに対し、アルボンは「そうだね。そう思うよ」と答えた。
「6日間のテスト期間が100パーセント堅実だったわけではないけれど、このマシンに優れた要素があることは分かっている」
「テスト最終日にはより実験的な作業をした。週のその前の段階で良い点をいくつか見つけたのはよかったと思う」
「マシンの感触はいい。(実際のパフォーマンスについては)様子を見ていこう。でも、テスト初日からマシンに満足していた。いい状況だ」
レッドブル・ホンダは開幕戦からメルセデスと戦えると思うかという質問に対してアルボンは、F1で6連覇中の王者は今年も手ごわそうだが、力を尽くして戦うと述べた。
「メルセデスはすごく速そうだ。実際レースになるまで分からないが、全力を尽くしていくよ」