3月13～15日のオーストラリアGPで開幕する2020年のF1。ホンダ製パワーユニットを積むレッドブル陣営がメルセデス、そしてルイス・ハミルトンから王座を奪えるかが注目されるシーズンを日本で楽しむ方法をおさらいしておこう。
レッドブルとホンダは、この2020年シーズンでタッグ結成2年目に突入。共闘初年度だった2019年シーズンの時点で3勝を挙げており、2020年は絶対王者のメルセデス＆ハミルトンとのワールドチャンピオン争いに期待がかかる。
そんな2020年シーズンのF1中継を楽しめるのは、スポーツ専門動画配信サービス『DAZN』とフジテレビのCS放送『フジテレビNEXT』、そしてインターネット有料チャンネル『フジテレビNEXTsmart』の3サービスだけだ。
日本におけるF1放送の先駆けであるフジテレビでは、今年もCS放送『フジテレビNEXT』でシーズン全22戦を完全生放送。レースウイーク中に行われる3回のフリー走行と予選、決勝をすべて完全生中継する。
またフジテレビNEXTは生中継以外にもリピート放送が充実していること、森脇基恭さんや津川哲夫さん、川井一仁さんなど1980年代の日本のF1ブームを知る解説陣が出演するオリジナル番組『F1 GPニュース』といったコンテンツが充実していることも魅力だ。
さらにテレビや受信機器といった必要条件を満たしている場合、『スカチャン24K』内で提供されているフジテレビの『F1グランプリ【4K】』と契約すればレースを迫力の4K映像で楽しめるのもポイント。より大画面、高画質でF1の臨場感を味わいたい場合は、こちらのサービスを活用しよう。
また、フジテレビが展開するインターネット有料チャンネル『フジテレビNEXTsmart』でも、シーズン全22戦の全セッションをライブ配信で楽しむことができる。
フジテレビNEXTsmart自体はCS放送に加入していなくても契約できるので、より手軽にF1を楽しみたい場合はこちらがおすすめだ。月額料金は1320円（税込）。ただし、単体契約の場合はレースの見逃し配信を利用できず、各セッションを見直したい場合はリピート放送の同時配信を待つ必要がある。
フジテレビNEXTsmart上で自分の好きなタイミングでセッションを見直したい場合は放送サービスの契約が必須。またスカパー！で対象のチャンネルやパックなどに加入している場合は追加費不要でフジテレビNEXTsmartのサービスを利用できる。
放送サービスを契約せずに、F1の生中継と見逃し配信を利用したいという場合は、スポーツ専門の定額動画配信サービス『DAZN（ダゾーン）』がおすすめだ。
こちらは月額1,925円（税込）でF1のシリーズ全戦全セッションを視聴できる。フジテレビNEXTsmartよりも月額料金が少し高いものの、配信期間中であれば追加費不要で見逃し配信を利用できるほか、一番の魅力とも言えるのはプロ野球やJリーグなど、F1以外のスポーツも楽しむことができること。モータースポーツ以外にもチェックしているスポーツがある場合は、DAZNでの契約がおすすめだ。
さらにDAZNではF1ゾーンというチャンネルでオンボード映像でレース中継を楽しむこともできる。オンボード映像で、お気に入りや気になるドライバーの視点でレースを楽しむことができるという、ファンには画期的なシステムで、F1のレース中継を新しい視点で見ることができる。
また、LEGEND OF F1や特集など、過去の映像やインタビューなど企画性のある映像も多く、F1レース中継のない時間でもF1を楽しめるというファンには充実のコンテンツが満載。F1に関するさまざまなデータも多く、中継映像のバッファ時間もスムースで快適に視聴できるなど、ユーザーの快適性を追求した操作性で、年々、ユーザーの満足度を上げ続けている。
DAZNではF1への登竜門とも呼べるFIA-F2、FIA-F3を楽しめるのもポイント。どちらもDAZNが国内独占配信するので、F2を戦う角田裕毅や松下信治、佐藤万璃音の活躍をチェックしたい場合はDAZN加入がマストだ。
シーズン開幕まで秒読み段階に入った2020年のF1。シーズン開幕前に自分にあった観戦スタイルを見つけて万全の体制で3月13日（金）のフリー走行1開始を待とう。
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