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F1 ニュース

投稿日: 2020.03.13 11:02

新型コロナ感染者が出たマクラーレンF1、濃厚接触者14名が隔離状態に

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F1 | 新型コロナ感染者が出たマクラーレンF1、濃厚接触者14名が隔離状態に

 チームスタッフに新型コロナウイルス(COVID-19)感染が確認されたマクラーレンF1が3月13日、最新状況を発表し、14名がホテルで隔離状態にあることを明かした。

 マクラーレンF1では、3月11日(水)に体調を崩したスタッフが出たため、自主的な隔離作業を行いながら、新型コロナウイルス感染の検査を受けた。

 この検査の結果、12日(木)に陽性反応が出たため、当該スタッフは病院へ搬送。治療を受けている。

 チーム自体はスタッフの感染が確認された時点でF1オーストラリアGPへの参戦取りやめを発表。F1全体としては13日(金)朝にオーストラリアGP開催中止をアナウンスした。

 マクラーレンF1が発表したリリースでは冒頭で「オーストラリアGP開催中止の決定を支持する」とした後、現在の状況について次のように説明している。

「一夜明け、すでに感染が確認されているスタッフ1名に加え、合計で14人のチームスタッフが地元保健当局の指示に従い、滞在しているホテルで14日間の隔離状態に置かれている」

「この14名は感染が確認されたチームメンバーと濃厚接触していた可能性のある人物たちだ。隔離期間中、彼らのもとにはチーム上層部スタッフがとどまりサポートを行う」

「またこのほかに感染が疑われる症状が出たチームメンバーがいた場合、チームのプロトコルによって隔離作業を行うとともに、感染の有無を検査する」

「現在、症状のないスタッフたちはパドックで荷物の梱包作業を行い、イギリスへ戻る準備を進めている。またイギリスに戻った後、レースチームの全スタッフは14日間、マクラーレン・テクノロジー・センターに戻ることはない」

カーフュー(作業禁止時間)が終わり、一斉にパドック入りする各チームのスタッフたち
カーフュー(作業禁止時間)が終わり、一斉にパドック入りする各チームのスタッフたち


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