新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年F1のサマーブレイクが、従来の8月から春に前倒しされることが決定、これを受けていくつかのチームがそれぞれのファクトリー操業停止期間を明らかにした。
すでに第4戦までの中止あるいは延期が決定しており、2020年F1シーズンのスタートは5月以降になることは確実となっている。そのため、FIA、F1、チームが協議し、今年のサマーブレイクを3月末から4月末の時期に移すこと、期間を14日間から21日間に延長することを決めた。各チームは4月末までの間の3週間を選んで、ファクトリーでの作業を停止しなければならない。
サマーブレイクの時期を変更することにより、8月に延期イベントを開催することが可能になり、より多くのグランプリ実施につながることを、F1側は期待している。
今回の決定を受け、いくつかのチームがそれぞれのファクトリー閉鎖のスケジュールを発表した。
フェラーリとハースは3月19日から4月8日まで、アルファロメオは3月23日から4月13日にファクトリーを閉鎖。レッドブルは3月27日から3週間閉鎖する予定だが、状況によって変更の可能性があると述べている。