鈴鹿サーキットで10月9~11日に開催される2020年のF1日本GP観戦チケットが4月19日から順次モビリティランドや各プレイガイドで販売される。今年も人気のプラスチック製チケットが継続されるほか、ホンダ応援席など観戦エリアも拡大されている。
2020年シーズンのF1は、“絶対王者”として君臨するルイス・ハミルトン(メルセデス)がミハエル・シューマッハーが持つ最多連続チャンピオン獲得回数に並ぶ可能性があるほか、ホンダがパワーユニットを供給するレッドブルも、マックス・フェルスタッペンを擁して王座奪還に挑むなど、見どころの多いシーズンとなる。
特にF1日本GPの舞台である鈴鹿サーキットはホンダのホームコース。レッドブルとアルファタウリ(旧トロロッソ)、そしてホンダF1とも並々ならぬ気合で臨むレースであり、悲願の母国優勝の可能性も十分にある1戦だ。
残念ながら3月13~15日に予定されていた開幕戦を始め、シーズン序盤戦は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で開催中止や延期に追い込まれているが、3月19日時点で10月開催のF1日本GPに影響はなく、予定どおりに開催される見込み。
そんなF1日本GPの観戦チケットが4月19日(日)10時から順次販売される。2020年大会ではレッドブル&アルファタウリ、そしてホンダF1を応援するための『Honda応援席(C席)』が1万3000席まで拡大されるほか、仮設スタンドの増設、小さなお子さまや23歳以下を対象とした特別料金の対象シート拡大といった施策も講じられる。
4月19日から販売されるのはV1・V2席と上述のホンダ応援席(C席)の各指定席券と、インナートラックファンエリアへの入場券の3つ。その後5月17日(日)10時からは全指定席券やファミリーシート、カメラマンエリアチケットなどが販売されるほか、同日15時にはパドッククラブ、VIPスイート・プレミアムなども販売される。
詳細な販売スケジュールや各座席位置、チケット料金などはF1日本GPの公式サイトをチェックしよう。
ちなみに、このF1日本GP観戦チケットのほか、鈴鹿8耐、スーパーGT第3戦観戦チケットなども、不測の事態で決勝レースがスタートしなかった場合、たとえ予選まで終了していても払い戻しの対象になるという。もちろん、各大会が無事に開催されることがなによりも重要だが、決勝レースがスタートしないという万が一の場合に返金を受けられるのは安心できる材料ではないだろうか。