フォース・インディアF1チームは、ニコ・ヒュルケンベルグがライバルチームのルノーへ移籍する決断をしたことに驚かされたと述べた。ヒュルケンベルグの後任の決定には時間をかける模様だ。
ヒュルケンベルグはフォース・インディアと契約解除で合意、その後、ルノーとの来シーズンからの複数年契約にサインしたことが、金曜に発表された。
契約はあと1年残っていたものの、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、ヒュルケンベルグの移籍を妨げなかった。チームは数日前の日本GPの週末には、ヒュルケンベルグが離脱するとは考えていなかったという。
フォース・インディアはヒュルケンベルグが去ろうとしていることに気付かなかったのかと聞かれ、副代表のボブ・ファーンリーは「ああ、知らなかった」と答えた。
「我々は何も気づかず、それについてはビジェイが対処した」
「極めてプロフェッショナルかつ迅速に対処した。正直言って、(日本GPが行われた)先週末にはこれに関して何の協議もなされていなかったのだ」
「ルノーのニコへのアプローチには控えめに言っても少し驚かされた。今は、この件をすべてきれいに片付けたい」
ファーンリーは、ヒュルケンベルグは「フォース・インディアを一貫して忠実に支えてきた人物」であると称賛しているが、それでも「残りたくないと言う人間を無理に引き留める」ことはいいことではないと感じている。
「フォース・インディアとビジェイがしたことは、とても公平かつ適切な行動だった」とファーンリーは述べた。
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