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F1 ニュース

投稿日: 2020.04.03 15:32

「常設のシルバーストンでは複数回のF1開催が可能」と代表が発言。2戦目は逆回りレイアウトを提案

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F1 | 「常設のシルバーストンでは複数回のF1開催が可能」と代表が発言。2戦目は逆回りレイアウトを提案

 シルバーストン・サーキットのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングルは、F1が2020年シーズンを立て直すのを支援するために、シルバーストンで複数のF1レースを開催する可能性に前向きだと述べている。

 今週シルバーストンは、7月17〜19日に予定されている今年のF1イギリスGPの開催可否を決定する期限を、4月30日に設定したことを発表した。

 これまでのところ、F1は2020年シーズンの序盤8ラウンドを延期または中止している。予定されている次のレースはモントリオールで開催される第9戦カナダGPだが、これも中止になると見られている。

 新型コロナウイルス流行のさなか、今夏に予定されている世界中のスポーツイベントが次々と中止になっている。テニスのウィンブルドン選手権は延期の憂き目にあったイベントだ。

 現在の状況はイギリスがF1を開催するのに好ましいものとは思えないが、プリングルは『Sky Sports News』に対し、なぜ彼がレースをあと数週間スケジュールに残すのかを説明した。

「それにはふたつの理由がある。一番の理由は、シルバーストンは世界選手権の1ラウンドであるということだ。F1界の同僚たちはシーズンをつなぎ合わせることに尽力しており、シーズンはさらに遅い時期に開幕することになるだろう」とプリングルは記者のクレイグ・スレイターに語った。

「多くのレースが延期となり、ひとつは中止になっている。彼らはカレンダーをともに作り直そうとしている」

「我々はカレンダーのひとつの要素であり、F1がシーズンを始めるチャンスをつかむことが重要だ。必要であれば、我々は待つことができる」

「それはなぜかと言えば、我々シルバーストン・サーキットは常設コースだからだ。市街地コースと違って、我々には常設のコースとインフラがある。また我々は非常に経験豊富なチームであり、仕事の内容を熟知している」

「だから決定を下すのが4月でも問題ないし、F1にとっても十分な時期だ。彼らの計画をともにまとめられることを願っている」

2018年F1第10戦イギリスGP スチュアート・プリングル(シルバーストン・サーキット マネージングディレクター)
2018年F1第10戦イギリスGP シルバーストン・サーキットのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングル

■逆回りのレイアウトで2戦目の開催を主張


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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