3月13~15日に開催予定だった2020年のF1第1戦オーストラリアGP。みなさまご存知のように、グランプリは走行セッション開始直前に中止となってしまいましたが、今回は開幕戦観戦のために現地を訪れていたF1女子『ユキエ』さんのブログをお届け。前編では新型コロナウイルスによる影響を受けながらもユキエさんが味わった開幕戦ならではのお祭り感をお届けします。
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はじめまして、F1ファンのユキエと申します。
2011年からF1を見始め、気づけばもう9年目。ここ数年は日本GPでは物足りず、海外観戦に行くのも毎年の恒例行事になりつつあります。
最初は旦那の影響でキミ・ライコネン選手を応援し始め、いつの間にやらロータスでチームメイトだったロマン・グロージャン選手にハマり、今では小松礼雄エンジニアファンの友人と一緒にハースF1チームを全力で応援しています。
今回、ファン目線でF1海外ラウンドの観戦情報などをお届けしていくことになりました。どうぞ温かい目で見守っていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。
さて、2年前に開幕戦に行ってから開幕戦ならではの“お祭りムード”にやられてしまった私は、2020年もF1第1戦の舞台、オーストラリア行きを計画して昨秋には観戦チケットやら航空券やらホテルやらをすっかり手配済みでした。
ちなみに旅費を少しでも安く抑えるためにすべてキャンセル不可の予約ばかり。新型コロナウイルスというものが、こんな事態を引き起こすなんて思いもしていませんでしたから、これはもう行くしかないと、若干の不安は抱えつつも、オーストラリアGPツアーを強行したのでした。
今年も楽しい思い出がたくさんできるはず! なんて期待を込めて日本を飛び立ちましたが、みなさますでにご存知のとおり、フリー走行開始直前でグランプリ中止が発表されてしまいました。
残念ながらF1マシンが走る姿は見ることができませんでしたが、2020年シーズン開幕に向けて高まっていた現地の雰囲気だけでも楽しんでいただけるように、木曜のサーキットの様子と中止までの流れを、メルボルンの街の情報も交えてお届けしたいと思います。
実は旅立つ前から予兆はありました。新型コロナウイルスの影響で、当初は名古屋から香港経由で向かう予定だった飛行機が直前にキャンセル。急きょ成田発のメルボルン直行便に変更しての渡航となったのです。
メルボルンに到着したのは現地水曜日(3月11日)の8時でした。飛行機を降りたらF1の大きな看板がお出迎え。今年はチケットもこの看板と同じルノーF1のマシンが描かれていて、地元出身ダニエル・リカルド選手推しを強く感じるデザインでした。
メルボルンのメインステーションのサザンクロス駅には、ルノーショップが。これもリカルド効果ですね~。
水曜はまだF1サーカスに動きがないので、とりあえずメルボルン観光へ。まずはトラムに乗って、セントキルダビーチまで。
途中、レースが行われるアルバートパークの横を通りかかるとすでに準備は万端でした。
そんなこんなでセントキルダビーチに到着。F1ドライバーたちがよくこのビーチの写真をインスタグラムに上げているのを見ていて、来てみたかった場所です。
誰かF1ドライバーが自転車に乗って走ってきたり、ランニングしていないかな~とキョロキョロしちゃいました。
ビーチ沿いにはオシャレなカフェもあるので、F1女子にもオススメです。
ビーチの近くにはガイドブックにもよく載っているルナパーク。なんでこんな顔をゲートにしようと思ったんだろう……(笑)。
メルボルンの中心部に戻って来ました。クラウンホテルの近くにもF1ショップやシミュレーターに乗れるテントがありました。クラウンホテルにはカジノもあります。一部ネット上の噂では、F1ドライバーもこのホテルに宿泊しているとか、していないとか……。
市内のお店もF1開催に合わせてイベントを開催していたりするので、お見逃しなく。特にチームのスポンサーをしているブランドは要チェックです! 音響機器メーカー大手のBOSEでは店内でレーシングシミュレーター体験もやっていましたよ。
メルボルンの街をぶらぶら歩いてるとウォールアートがたくさん。今回はSNSでウォールアートの写真をアップしているドライバーもいましたよね。
このコアラは昨年発生したオーストラリアの森林火災を消化しようとしているのかな?
海外観戦で忘れちゃいけないのが、現地のF1グッズショップ!もちろんメルボルンにもあります。
このお店にはセールコーナーもあって、過去のレースグッズが格安で手に入ります。
このショップではオーストラリアGPのプログラムも売っていました。サーキット内で重いものを持ち歩きたくないという場合は、事前に購入しておくという手もありますね。私はお土産用も合わせて3冊購入しました。