事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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F1は例外的な措置を講じることを検討している。2020年の世界選手権を来年の1月まで延長し、最低でも14戦の開催を確保しようとしているのだ。8月前にシーズンを開幕できない恐れがあることから、可能な限りレースをダブルヘッダーで組む計画になると見られており、おそらくハンガリーGPとアゼルバイジャンGPは2週連続開催となる。
またバーレーンGPとアブダビGPはまだ中東の天候が良好な12月に開催されるだろう。一方でブラジルは、南半球が夏を迎える来年1月にグランプリを開催する可能性がある。
■代替レースとしてポルトガルGPが浮上
ポルトガルが今年のグランプリの代替会場として浮上している。F1が十分な回数の選手権を開催するのに追加の会場を必要とするかもしれないのだ……
■イギリスの給与保障を受けるF1チーム
マクラーレン、ウイリアムズ、レーシングポイントの3チームは、現在のパンデミックのなかロックダウンされている多くの企業の存続を支援するためにイギリス政府が施行した緊急事態法を利用した最初のF1チームとなった……