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F1 ニュース

投稿日: 2020.04.14 15:53
更新日: 2020.04.14 15:54

「マシンのGフォースのせいで僕の目は完全に充血した」ラッセル、F1初テストを振り返る

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F1 | 「マシンのGフォースのせいで僕の目は完全に充血した」ラッセル、F1初テストを振り返る

 ジョージ・ラッセルのF1マシンでの初走行の記憶は、今も彼の心に残っている。ラッセルは1日の終わりには目が“充血していた”ことを覚えているという。

 ラッセルは2017年にGP3(現在のFIA-F3)でタイトルを獲得すると、2018年にはFIA-F2でチャンピオンに輝いた。そして2019年にはF1に昇格し、ウイリアムズからF1デビューを果たした。

 メルセデスの育成ドライバーとして、ラッセルはF1マシンでコースを実際に走る前に、チームのために数千マイルにおよぶシミュレーターテストを行っていた。

 ラッセルの人生で初めてのF1テストは、2017年にポルトガルのポルティマオで行われた。そこでラッセルはメルセデスの2015年型マシン『W06』を託された。最近のBBCのインタビューで、ラッセルはこのテストで初めてF1マシンをドライブした経験について詳しく話した。

「マシンは信じられないほど速かった」とラッセルは振り返った。

「正直なところ、すごい衝撃だった。初めて走行した時、僕はF3マシンからF1マシンに乗り換えたのだけど、心が追いついていかないような感じだった。最初の印象はそのスピードだった」

「ブレーキングをするにしてもコーナーに時速200マイル(約321.8km)で入っていく。コーナーの100メートル手前でブレーキをかけているんだ。正気の沙汰ではなかったね。それに目がついていかなかった」

「実際、F1マシンでの最初の1日を終えた後、僕の目は完全に充血していた。Gフォースのせいだと思う。最初の3日間でそうなったんだ。最後には僕の目は完全に真っ赤になっていたよ」

「ただ信じられなかったね。身体があのようなマシンに慣れるのには時間がかかるんだ。今では完全に慣れたけれど、あの時は驚きだった」

2017年GP3第5戦スパ・フランコルシャン レース1 ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)
2017年GP3第5戦スパ・フランコルシャン レース1 ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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