トロロッソF1は最新の空力アップデートにデザイン上の不備がないことをようやく確認、今シーズンの残りをこのパッケージで走り切ることを決めた。
このパッケージは夏休み前のドイツGPで初めて導入された。だがシンガポールGPまでチームはパッケージ自体やフィードバックのデータを理解するのに苦しんでいた。
シンガポールGPではストリートサーキット用にダウンフォース量を増加させており、セッティングの最適解を導き出すためにカルロス・サインツJr.とダニール・クビアトは新旧両方のスペックを試した。
この混乱を招いていたのはパッケージ自体ではなくライバルたちの進歩であったとの結論に至ったため、チームは日本GPでも新しいパッケージを使用することを決めた。
「僕らは結局この新しいパッケージに落ち着いた。特に大きな違いは見られなかった。コンマ1秒速いか遅いかだね。重要な差じゃない」とサインツ。
「残念なことだ。エアロパッケージ自体の欠陥ではなかった。パッケージは必要な仕事をしている。ただ、他のチームが僕らより改善していただけの話だ。そのために僕らは目標に到達していない」
「他のチームはエンジンとパッケージのアップグレードで大きく進化してきた」
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