ホンダは4月29日、新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出自粛要請などにともない増えている自宅での時間を、前向きに、ホンダらしく楽しめるコンテンツとして『バーチャル・モータースポーツ・ランド』をホンダ公式サイト上に開設した。
新型コロナウイルスの影響で、多くのモータースポーツイベントが延期になっただけでなく、社会全体でも外出自粛要請などによって大きく生活スタイルが変化している。そんななか、ホンダはこれまでの長い歴史で築かれてきた豊富なコンテンツを活かし、『おうち時間』をより楽しく過ごせるホームページを開設した。
今回オープンした『バーチャル・モータースポーツ・ランド』は、遊園地のように3つのゾーンに分かれている。『レーシングゾーン』では、MotoGPやWTCR世界ツーリングカーカップなど、ホンダが参戦するレースの公式バーチャルレースの様子を動画で楽しむことができる。
また『ヘリテージゾーン』では、60年以上に渡ってモータースポーツへの挑戦を続けてきたホンダの非常に貴重なコンテンツが公開されている。公開時からコンテンツは非常に豊富で、時間が足りないほどかもしれない。
『ファンゾーン』では、ホンダドライバー／ライダーたちからのメッセージムービーを公開しており、すでにMotoGPに参戦するマルク・マルケス、アレックス・マルケスからのムービーが公開された。さらに、子どもたちに人気の塗り絵、2019年のF1に挑戦したレッドブルRB15・ホンダ、トロロッソSTR14・ホンダの超精巧なペーパークラフトが公開されている。
塗り絵もホンダの第1期F1活動の代表的なマシンのひとつであるRA273や、ジェンソン・バトンがハンガリーGPを制した2006年のRA106など、モータースポーツファンなら楽しみなものが用意されている。またペーパークラフトも非常に作り甲斐があるもので、あっという間に時間が過ぎていきそうだ。
ホンダは「皆さまのご健康ならびにご安全と、世界中の方々が以前のように『おそと時間』も楽しむことができるよう、一日も早い事態の収束をお祈り申し上げます」としている。モータースポーツファンはさっそくアクセスしてみよう。
Honda Virtual Motorsports Land
https://www.honda.co.jp/motorsports/virtualmsland/
