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F1 ニュース

投稿日: 2020.05.08 07:59
更新日: 2020.05.08 08:06

F1ボス、2020年カレンダー構想の進捗状況を発表。予定外のグランプリ開催の可能性を認める

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F1 | F1ボス、2020年カレンダー構想の進捗状況を発表。予定外のグランプリ開催の可能性を認める

 F1のCEOチェイス・キャリーが2020年カレンダーの構想について最新の状況を語った。7月のオーストリアでの2連戦で開幕することを目指しており、もともとは予定していなかったサーキットで開催することも検討しているという。

 新型コロナウイルス感染拡大により、現時点で最初の10戦が延期か中止となっている。
 キャリーCEOは、4月27日の声明で、最初のレースは7月3日から5日にオーストリアで開催することを目標としており、序盤は無観客で実施し、合計15戦から18戦を行うことを目指すと語った。

 その後、F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンが、オーストリアなど一部サーキットで2週にわたってレースを行うことは「魅力的なアイデア」であるとコメントしている。

 今週の記者会見で、キャリーCEOは、カレンダー再構築についての最新の状況について語った。そのなかで、2020年にグランプリを開催する予定がなかったサーキットとも、実施可能かどうか話をしていることを明らかにした。

「オーストラリア以降、精力的に取り組みを続け、2020年レースカレンダーをまとめるため、プロモーターの皆さんに積極的にコンタクトをとっている」とキャリー。

「主な課題はふたつある。レースを開催できる場所を特定すること。そして、そこでレースを開催するために、必要な人員と設備を運ぶ方法を決めることだ」

「全プロモーターと協議を行っている。あらゆる選択肢について検討するため、いくつか、2020年カレンダーに現在掲載されていないサーキットとも話をしている」

 できるだけ多くのグランプリを開催するために、2020年カレンダーに含まれていなかったサーキットでも実施される可能性があることは、以前から報じられており、4月末にはドイツのホッケンハイムのボスが、今年のグランプリ開催についてF1側と協議していることを認めた。その他にも、イモラ、ポルトガル、マレーシアでの開催が検討されているとSky Sportsは伝えている。

■「オーストリアで2戦、8月にもレース開催のプランを進めている」とCEO


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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