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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.21 14:12
更新日: 2016.10.21 15:39

F1アメリカGP会見:スマホ問題で注目のハミルトン、一方「質問されない皆さん、今の退屈度は?」

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F1 | F1アメリカGP会見:スマホ問題で注目のハミルトン、一方「質問されない皆さん、今の退屈度は?」

 鈴鹿の木曜会見で“Snapchatゲート”を起こし、その後さらにチーム会見を途中退席するなどメディアとの緊張が高まっていたルイス・ハミルトンが再び招集されたとあって、USGPの木曜ドライバー会見は当然のごとくハミルトンに注目が集まりました。会見場の前では歩いてくる彼の姿を捕えようと大勢のカメラマンが待ち構えていましたが、それを察した王者は裏口からやってきて、早くも対決姿勢を露わに?  

 司会者からは当たり障りのない質問だけが向けられ、フロアからの質疑応答に移ってもまずは地元記者やフェラーリに関する質問であろうイタリア人記者が指名され、なかなかスマホの話にはなりません。このあたりはFIA会見を批判されたFIA広報マテオ・ボンチアーニの意向も? その間もカメラマンたちのレンズはハミルトンを捕え、彼が動くたびに大量のシャッター音が鳴り響きます。

 しかし会見スタートから15分が過ぎたところで、ついに誰もが聞きたかった話題に。政治ネタでお馴染みディーター・レンケン記者が指名されると、「あなたが(鈴鹿の会見で)ファンの質問を受けるべきだと言った通り、あなたのSNSに投稿された質問をします」と斬新なスタイルで斬り込みます。

「今年ニコがタイトルを獲ったらどうしますか?」と「引退や休養を考えたことは?」という2つの質問に対し、ハミルトンは次のように答えました。

F1第18戦アメリカGP 木曜会見 ルイス・ハミルトン
F1第18戦アメリカGP 木曜会見 ルイス・ハミルトン

「(ニコにタイトルを奪われたら)男らしく振る舞うよ。勝ち負けがあるのも勝負の一部だ。もし現実にそうなったら、僕は来年に目を向けてもっと強くなって帰ってくることを考えるよ」

「サバティカル(一時休養)は考えたことはない。レースを辞めるときは引退するときだ」


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