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F1 ニュース

投稿日: 2020.05.14 15:47
更新日: 2020.05.14 15:59

ハミルトン、母国イギリスGPの無観客開催案に落胆も「それでもレースを心待ちにしている」

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F1 | ハミルトン、母国イギリスGPの無観客開催案に落胆も「それでもレースを心待ちにしている」

 メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンは、全くグランプリを開催しないよりは、無観客でもレースを実施する方がいいが、それでもファンがいないサーキットを走ることを考えるとむなしい気持ちになると語った。

 コロナウイルス禍によりシーズン前半の10戦が延期あるいは中止となっているなか、F1は2020年シーズン始動のために懸命に取り組んでおり、状況が許せば、7月初旬にオーストリアで開幕することを目指すとしている。

 しかし、開幕した後も、COVID-19の感染拡大リスクを軽減するため、夏に行われる全レースが無観客での開催となる見込みだ。

 母国イギリスGPで無人のグランドスタンドを前にシルバーストンを走ることになりそうだと知った時の気持ちを、ハミルトンは次のように説明した。

2019年F1イギリスGP観客席
2019年F1イギリスGP観客席

「すごくむなしい気分になったよ。あのレースはファンのおかげで成り立っているのだから」とハミルトンはメルセデスのYouTubeチャンネルでのビデオインタビューで話した。6度のチャンピオン獲得経験を持つハミルトンは、ここまでイギリスGPで6勝を収めている。

「世界中どこでも、ファンが多ければ多いだけ、すごく雰囲気がよくなる。だからシルバーストンやモンツァは素晴らしいんだ。(無観客のサーキットを走ると)すごくむなしい気持ちになると思う」

「テレビで見ている人たちがどれだけ楽しんでくれるか分からないけど、それでもレースをやらないよりはいいよね」

 ハミルトンは、“ゴーストレース”ではテストで走っているような気分になると予想している。

「僕らにとってはテストのようになるかもしれない。もしかしたら、テストデーよりもひどいかもね。テストの時のバルセロナには、大勢ではないとはいえ、何人かは見に来てくれるから」

「けれども今回の場合は観衆がまったくいなくて、ただ空っぽのスタンドを眺めながら走ることになる」

■「早くコースに戻ってW11のポテンシャルを確かめたい」とハミルトン


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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