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F1 ニュース

投稿日: 2020.05.25 08:05
更新日: 2020.05.25 08:06

F1公式バーチャルGP第6戦モナコ:ペナルティ多発のレースでラッセルが独走、2連勝飾る

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F1 | F1公式バーチャルGP第6戦モナコ:ペナルティ多発のレースでラッセルが独走、2連勝飾る

 5月24日に開催されたF1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ第6戦モナコで、ウイリアムズのジョージ・ラッセルが優勝、シリーズ2連勝を達成した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年シーズン序盤10戦の延期あるいは中止が確定、シーズンスタートを待つ間、F1は、ファンを楽しませるため、公式Eスポーツ・バーチャル・グランプリを開催している。

 レースは、元々のカレンダーに従って、公式ゲームF1 2019を使用して実施される。5月24日には本来モナコGPが開催される予定だった。

 今回参加する現役F1ドライバーは8人。すでにおなじみのシャルル・ルクレール(フェラーリ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)に加え、新たにメルセデスのバルテリ・ボッタスとルノーのエステバン・オコンが加わった。

 サッカー界からは、プレミアリーグ・アーセナルFCに所属するピエール-エメリク・オーバメヤンがマクラーレンからデビュー、レアル・マドリードのティボー・クルトワがアルファロメオから参加。さらに、ラテン・ミュージックのアーティスト、ルイス・フォンシがレーシングポイントから、サーファーのカイ・レニーがレッドブルから、それぞれバーチャルレースに初挑戦した。

 F1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ第6戦モナコのエントリーリストは以下のとおり。

■メルセデス:バルテリ・ボッタス、エステバン・グティエレス
■フェラーリ:シャルル・ルクレール、アーサー・ルクレール
■レッドブル:アレクサンダー・アルボン、カイ・レニー
■マクラーレン:ランド・ノリス、ピエール-エメリク・オーバメヤン
■ルノー:エステバン・オコン、ニコラス・プロスト
■アルファタウリ:ビタントニオ・リウッツィ、ルカ・サルバドーリ
■レーシングポイント:デイビッド・シューマッハー、ルイス・フォンシ
■アルファロメオ:アントニオ・ジョビナッツィ、ティボー・クルトワ
■ハース:ルイ・デレトラズ、ピエトロ・フィッティパルディ
■ウイリアムズ:ジョージ・ラッセル、ニコラス・ラティフィ

 ドライバーたちは自宅等からゲームに参加、予選と39周のレースが行われた。

 雨の予選では、ピエトロ・フィッティパルディ(ハース)が、2番手のラッセルに0.4秒以上の差をつけてポールポジションを獲得。3番手はデイビッド・シューマッハー(レーシングポイント)だった。

 決勝ではスタート直後にラッセルが首位を奪い、39周をリードし続け、2番手に約40秒の差をつけて優勝を飾った。彼の後方では、多くのドライバーたちがトラックリミット違反によるタイムペナルティを繰り返し受け、スピンや接触もあって、ラッセルを追うことができなかった。

 エステバン・グティエレス(メルセデス)は終盤、ルクレールと接触する場面もあったが、2位を獲得。モナコ出身のルクレールは、スピンやタイムペナルティから挽回して3位表彰台をつかんだ。

 10番グリッドからスタートしたアルボンは、レース序盤にスピンしポジションを落としたものの、4位を獲得。ノリスは、レース中盤、アーサー・ルクレール(フェラーリ)との3番手争いのバトルでクラッシュ、7位となった。

 バーチャルGPデビュー戦のボッタスは、8番グリッドからスタート、1周目のアクシデントで後方に沈んだものの、最終的には11位を獲得した。オコンはトラブルによりレースに参加できずに終わった。

■予選結果

■スタートシーン

■アルボンがスピン

■ノリスがアーサー・ルクレールと接触

■ルクレールとグティエレスがクラッシュ

■ラッセル優勝の瞬間

■決勝トップ10リザルト

■レース後のルクレール

■ノリスがルクレールに謝罪

■レース動画


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