これまでバーチャルレースを戦うなどしてステイホームで過ごしてきたF1ドライバーたちが、7月5日に迫る開幕戦オーストリアGPに向け、少しずつ動き始めた。旧型マシンを駆り走行を行ったメルセデスF1。フェラーリF1のシャルル・ルクレールはカート、マクラーレンF1のランド・ノリスはF3マシンを使って、感覚を取り戻すトレーニングに勤しんだ。各ドライバーやチームの開幕戦に向けた準備をSNSで紹介していこう。
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メルセデスF1は英国シルバーストンに2018年型のW09を持ち込み、6月9、10日の2日間、プライベートテストを敢行。約100日ぶりのF1ドライブとなった王者ルイス・ハミルトンは、「ブランクの影響はない」と準備万全であることをアピールした。
フェラーリF1のシャルル・ルクレールはカートで始動、サーキット走行の感覚を取り戻す。
マクラーレンF1はテストの条件に見合った旧型マシンを用意できなかったため、ランド・ノリスは古巣カーリン・レーシングのF3マシンでシルバーストンを走行。「実際の走行でしか、身体をGフォースに慣らすことはできないからね」とノリス。
ノリスはF3だけではなく、カートでも肩慣らし走行。この長いシーズンオフにはバーチャルレースで誰よりも走り込んだノリスだが、やっぱり実際の走行を渇望していたようだ。
チームメイトのカルロス・サインツJr.はスペイン・マドリードの自宅で肉体を鍛え上げる。