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F1 ニュース

投稿日: 2020.06.16 11:15
更新日: 2020.06.16 11:17

2020年F1、中国・上海で2戦開催の可能性「協議中」と地元当局が認める

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F1 | 2020年F1、中国・上海で2戦開催の可能性「協議中」と地元当局が認める

 F1が中国GPのオーガナイザーに対して、2020年に2回グランプリを開催することを提案、協議している。

 元々は第4戦として4月19日に開催予定だった中国GPだが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、延期となった。最近F1は修正版カレンダーの前半を発表、ヨーロッパでの8戦のスケジュールが明らかになった。しかしその後のラインアップについては、現在も調整が進められている段階だ。

 今週、上海市体育局の局長シュー・ビン氏は、ラジオ局の上海人民広播電台に対し、パンデミックの状況によっては、今年後半には上海で国際スポーツイベントを開催することが可能になると述べた。さらに、中国での2戦開催について「FOMから提案されている」とも認めた。

「このイベントは今年後半への延期が決まった。協議のなかで、FOMは上海で2戦開催することは可能かと尋ねてきた。まだ決定はしていない。パンデミックの状況による」

2019年F1中国GPスタート
2019年F1中国GPスタート

 オーストラリア、オランダ、アゼルバイジャン、モナコ、フランス、シンガポール、日本が中止となるなか、F1は少なくとも15戦を開催するために、9月以降の日程調整に取り組んでいる。12月のバーレーンとアブダビはほぼ確定とみられており、中国同様、ロシアについても2連戦が検討されている。またイタリアでの2戦目をムジェロかイモラで開催するという案があり、ポルトガルのアルガルベ、ドイツのホッケンハイムも開催候補に含まれている。

 F1はまた、延期となったベトナムGPをシーズン後半に開催することを検討中だ。アメリカ、メキシコ、ブラジルについては開催困難との見方もあるが、パンデミックの状況を見ながら判断される。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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